非接触インライン自動寸法測定機 TBK Automatisierung und Messtechnik GmbH

測定データに基づく品質改善

高精度の断面測定に基づき、TBKシステムは圧延工程管理に関連する正確な情報を生成し、生産システムにアップロードします。
工場のレイアウトに応じて、モデルは工場オペレーターのワークステーションに表示されるか、SMSグループ制御システムによって自動的に解析され、製品の品質と効率を向上させます。

TBK Automatisierung und Messtechnik GmbH(オーストリア)

TBKは、SMS groupのレーザー測定技術の主要拠点であり、1986年の創業以来、鉄鋼産業向けの測定技術、特に光切断法を用いたレーザー測定システムを開発してきました。線材、棒鋼、セクション、レール、チューブ、連続鋳造ビレットやブルームなどの半製品など、幅広い製品工場向けに、圧延製品の寸法管理と表面分析のためのオーダーメードソリューションを提供しています。

光切断センサーによる外形寸法測定

従来はレーザー測定システムである製品の数点の寸法をランダムに測定する投影法でしたが、TBKは光切断法を用いて寸法測定をします。
この方法は、対象製品の形状にかかわらず、製品の輪郭全周を測定することを可能にします。TBKが開発したセンサーは、毎秒最大15,000個の輪郭を測定します。寸法測定用に最適化されたこのレーザーが製品の表面に照射されます。
製品表面で反射したレーザーは、カメラによって捕捉され、距離情報に変換されます。TBKのシステムは、これらの情報を用いて製品の正確な断面寸法を計算することが出来ます。
高分解能および高密度測定は、測定データから製品の3Dモデルを作成し、製品の表面欠陥を認識することも可能とします。

光切断センサーによる外形寸法測定

多種多様な製品に対応する独自技術

多種多様な製品外形の輪郭を完全かつ正確に捕捉するために、TBKのセンサーは複数のレーザー波⾧を用いて、製品を異なる角度から照らします。これは製品輪郭の全周を捕捉すべく、同一断面を複数のセンサーで同期測定するための基本的なアプローチです。
この様に、隣り合うレーザー光線の重複領域を区別して描写し、正確な断面形状を表示することが可能です。TBKで自社開発されたカメラ制御システムと組み合わせて、完全に同期した、死角のない測定を多種多様な製品で行うことが可能です。加えて、この仕様は製品の水平方向の高速振動が測定精度に与える影響を最小限に留めます。

多種多様な製品に対応する独自技術
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