新たな地ビールが生まれる瞬間を見ることが、今の夢

就職活動時は、英語×ビジネスという軸で、商社を志望していました。その中でも機械系の商社を選んだのは、幅広い産業に携われるチャンスがあるからです。

また、学生時代から「地ビール巡り」が趣味で、当社の入社面接時も、面接官とビールの話で盛り上がったのを覚えています(笑)。

偶然にも現在は、主にオランダやドイツで作られたビール関係の製造機械を輸入して、日本の大手ビールメーカー様に使ってもらう仕事をしています。

某大手ビールメーカー様に関しては、全工場で当社が輸入した機械を導入してくださっているため、コンビニに置いてある缶ビールにも、レストランに置いてある生ビールにも、全て自分の仕事が関わっていることになります。そう考えると、改めて自分の仕事の大きさに驚きますね。

いつか、ビール醸造所の各工程で入っている機械、製造ラインを一気通貫して作らせてもらうような案件を受注したいと思っています。自分の手で、海外のビール設備メーカーと日本の作り手を繋げ、新たな地ビールが生まれる瞬間を見ることが、今の夢です!

社内中の先輩方から祝っていただいた、思い出深い初受注。

一年目の終わりに、製薬会社様から大きな案件を受注、初めて自分が主担当となり、提案の時点から関わった仕事でした。
初受注したことももちろんですが、より思い出深い仕事になったのは、受注した直後に「Gさんが受注しました!」という内容のメールを、部長が全社員に向けて送ってくれるサプライズがあったからです。その後はたくさんの先輩方から「受注おめでとう!」というメールをいただき、返信対応にもてんやわんや(笑)。祭りみたいに盛り上がりました。
社内中の先輩方に祝っていただけた事は本当に嬉しかったし、大きなモチベーションにもなりましたね。

喜びも束の間、受注後、お客様とのやり取りが始まると、もちろん大変なことだらけで、心が折れそうになったこともたくさんありました。製薬会社様は薬を取り扱うだけあり、納入機械の合格ラインが大変厳しく定められています。やり取りした書類だけで分厚い本が何冊もできるくらい。いよいよ近日中に機械が納入されますが、お客様の喜ぶ声を聴けるまでは、まだまだ気を抜けません。

華やかに見える「商社マン」の舞台裏。

入社してから一番大変だったのは、日本のお客様とオランダの機械メーカーとの間での交渉事が一向に前に進まず、お客様に納入する機械の合格ラインをいただけるまで、かなり長い時間を要してしまった時のことを思い出します。
初めは、日本のお客様が要求する内容と、機械メーカーの主張が180度異なっていました。両者の意向を少しでも合わせようと、何回かオランダにも直接足を運び打合せも重ねましたが、一向に合意が得られませんでした。

解決に繋がったのは、意見をただ右から左に流すのではなく、まずは自分が一旦受けとめ、クッション材となって両者と交渉し、柔軟性を持たせて伝達することを意識し続けたからだと思います。お客様から認めてもらえた時には、これまでの辛さが全て吹っ飛ぶくらいの喜びを感じられました。

「商社マン」というと、華やかに世界中を飛び回っているイメージがありますが、その舞台裏では技術に関する細かいやり取りや、泥臭い作業の繰り返しです。でもそれを乗り越え、お客様の喜ぶ声が聞けたときは、何にも代えがたい達成感を得られる仕事だと思っています。

※この記事は2018年2月のインタビュー当時の内容となります。