国境も制約も飛び越えて、最適なマッチングを実現する。
そこに商社の面白さがある。

モノを買いたい買い主と、モノを売りたい売り主。両者を探し出し、結びつけることでビジネスを生む。それもメーカーのように決まったモノを売るのではなく、お客様のニーズに合わせて世界中から最適な製品を見つけ出し、マッチングさせる。そこに商社のビジネスの醍醐味があります。

中でも私たち伊藤忠マシンテクノスは、機械の売り買いに特化した専門商社。だからこそ実現できる専門性を活かしたソリューションで、お客様のものづくりに貢献しています。だからこそ私たち商社マンは、豊富な情報と専門知識をベースにプロフェッショナルとしての付加価値を創造していくことが重要なのです。

しかしながら、現時点で何か専門性を持った方でなければいけないかと言えば、決してそうではありません。むしろ同じような人ばかりが集まっても組織は強くなれない。異なる個性を持った人たちが集まり、おのおのの個性をぶつけ合うことで、個々人の総和以上の価値を生み出せることが、会社という組織体の面白さだと思っています。だから、私たちは選考において特定の専攻や知識だけを求めるつもりはありません。

商社の財産は、「人」。
「人」こそが、商社の最大の付加価値となる。

ただ、ひとつ忘れてはいけないことは、メーカーのように自社製品を持たない商社が、お客様に買っていただくものは何か、ということです。私は、その答えは「信用」だと考えています。「信用」とは、つまり一人ひとりの人間性。商社マンは、自分自身をお客様に買っていただく仕事なのです。儲けるという字は、信じる者と書きます。信頼なくして、儲けは無いという事です。

商社は、「人」ありき。「人」なくして商社は成立しません。自分たちがいることで、お客様の取引がよりスムーズになる。自分たちがいることで、お客様はより良い製品を購入することができる。そんな介在価値を生むことが、私たちの付加価値なのです。そのためにも、すべての商社マンは常に自らの人間性を磨き、自ら主体的に行動し続けなければいけません。お客様に言われたことをただやるだけではなく、自分たちが一歩先に立って、新しい市場をつくり出していく。それが商社マンに求められていることです。

だからこそ、これから入社するみなさんには絶えず新しいことにチャレンジしてほしい。やったことがないことに挑戦すれば、失敗することもあるでしょう。最初からすべてうまくいく人なんていません。時には悩みながら、けれど決して恐れることなく道なき道を突き進んでほしい。そのすべての経験が、自分の力となります。そして、そんなみなさんの挑戦が、これからの伊藤忠マシンテクノスの歴史をつくっていくのです。

激動の時代だからこそ、変化を恐れず挑戦し、新たな時代と市場を切り拓く。そんな新時代の旗手となる方を、今、私たちは求めています。

組織風土の改革にゴールは無い。
時代に合った「働き方」に挑戦し続ける。

ここ数年で「働き方」に対する世の中の常識は、大幅に変わってきています。昔のように、長時間労働をして成果を出せば評価される、という考え方は、今の時代に合っていないと思います。
今より生産性を上げ、効率よく、能率よく、またある程度余裕を持って働くことが世の中に求められている、その事実を私たちは理解しなければなりません。

私は社長に着任した当時から「働きやすい会社、やりがいある会社」を目指す取り組みとして「組織風土改革プロジェクト」を実施してきました。
その理由ですが、伊藤忠マシンテクノスは、工作機械、産業機械及び食品機械のそれぞれの分野を専門とする伊藤忠グループの機械商社3社が経営統合してできた会社だという背景も、大きく影響しています。
風土や文化が全く違う3社が一緒になった当時は、色々な壁があり、風通しが良くない、という社員の声を聴いたこともありました。
そのため、社内での議論をふまえて、人事制度の見直しや与信管理業務の見直しなど、さまざまな取り組みを実施してきた結果、風通しのいい会社になってきました。

現在、会社全体で「三六協定を守る」「残業時間の削減」に積極的に取り組んでいますが、必ずしもそれだけでは足りないと思っています。
今年度からは、もっと具体的な社員の意見を聞きたいと思い、階層別の4つのグループに各部門からメンバーを出してもらい、カジュアルな形でコミュニケーションを取れる場を作りました。
今後もここで出てきた改善案は、議論して適宜取り組んでいきたいと思います。

組織風土の改革にゴールはありません。まだまだ良くする余地は大いにあると考えており、これからも継続的に取り組んでまいります。