伊藤忠マシンテクノスは、「工作機械」、「産業機械」、「食品・医薬品機械」の3つのカテゴリーを軸に事業を展開しています。
そのうち「工作機械」を担当するのが、工作機械部門です。お客様は、自動車、航空機、鉄道など日本の製造技術の粋が結集した産業が中心。国内はもちろん、中国をはじめとしたアジアから、近年目覚ましい発展を遂げているメキシコなど、世界に広がる製造工場を飛び回り、工作機械の提案・販売を通じてお客様の「ものづくり」のプロセスに革新と躍進を提供します。
次に「産業機械」を担当するのが、産業機械部門です。お客様は、プラスチック、フィルム、製紙メーカーなど私たちの身近な製品を扱う産業から、これからの時代に欠かせない環境・エネルギー事業まで多種多様。欧米を中心に、高い技術力を有するメーカーの機械をお客様に提案し、製造現場に横たわる様々な課題を解決に導きます。
最後に「食品・医薬品機械」を担当するのが、食品機械部門です。お客様は、食品メーカーが中心。ビールやソフトドリンクなどの飲料からスナック菓子、冷凍商品まで、あなたが普段よく口にする様々な食品の製造プロセスに、私たちの提案した機械が使用されています。たとえば、ビールやポテトチップスの製造に用いる重要なプロセス装置・機械では圧倒的な国内シェアを持っています。
伊藤忠マシンテクノスの強みは、商社でありながら、エンジニアリング・技術力があること。
従来の商社のように、単に製品を卸すだけが、私たちの仕事ではありません。当社では、専門の技術部を有することで、エンジニアリング設計から設備の選定、納入、据付、試運転、運転指導、さらにはメンテナンスまでを一貫して手がけることが可能です。設備に関する設置・保守業務をアウトソースできることは、人的資源やノウハウ不足に悩むメーカーにとっても心強い安心材料となります。こうした強力なサポート体制こそが、私たちがお客様から選ばれる理由のひとつとなっているのです。
営業職と開発・技術職との最大の違い。それは、お客様の声を直接聞くことができるかどうかです。「ものづくり」において、一番の喜びはお客様の感謝の言葉。また、さらに優れた製品を開発するために必要なのも、お客様からのご指摘やご意見です。インターネットが発達し、どれだけ手軽にユーザーレビューを目にすることができるようになっても、生のお客様の声にはかないません。お客様に真っ向から向き合い、その気持ちに一番近くで寄り添いながら「ものづくり」ができる仕事、それが営業職です。本気で「ものづくり」を志す人にとって、伊藤忠マシンテクノスの営業職なら、最高の喜びを常に感じながら、製品開発の一端に携わることができます。
この仕事の最大の厳しさであり、最大の面白さが、“All or Nothing”の世界であるということ。ひとつのプロジェクトに要する期間は、1年を超えるものが多く存在します。取り扱う製品の金額は、億を超えるものも決して珍しくはありません。しかし、どんなに心血を注いだプロジェクトも、失注すれば売上は0円。非常に明快だからこそ、ハードでもあり、またエキサイティングでもあるのです。ひとつひとつお客様のネックを解決しながら、受注に向けてプロジェクトをつめていくプロセスは、緊張と快感の連続。これだけ巨大なスケールを感じながら、全身全霊を注げる営業職はそう多くありません。機械専門商社ならではの興奮と感動がここにあります。