導入事例

高品質・短納期・低価格、それを支える「技術」、ここにあり!

京都府京都市 SYC株式会社様

SYC 社長写真


製品SYC 集合写真

今回の訪問先は、プラスチックの機械加工をしているSYC株式会社です。さっそく工場主の山口祥二さんに、仕事の内容を訊きましょう。「取り扱いの素材は、プラスチック(エンジニアリングプラスチック=エンプラ)でとくに、当社は塩化ビニル(硬化塩ビ)の取扱量も多く、またそれに関して得意としています。また、私のところでは切削加工したパーツを溶接・溶着・曲げなどの技術で製品をつくっています。当社の特徴としては、その製作スピード・正確性にあります。」と山口さんは話す。

具体的にはどのような製品をつくっているのでしょうか。また、製品上の問題点をどのように解決しているのでしょうか。

「特殊なものはやっていませんが、たとえば大きさでいうと、大きなものでは、半導体業界のいわゆる“ユニット”と呼ばれる2×2mほどの(これなどは通常2ヶ月ほどの納期がかかるものを、その半分の約1ヶ月で出荷したというも最近の)ものから、手の平、指先に乗るような大きさのものまで、何百という種類のものを手がけています。」

プラスチックの切削加工では、精度の問題が金属加工以上にむずかしい素材であると聞いています。この辺りは、どのように解決しているのでしょうか。

「プラスチックは温度・湿度による収縮率が金属に比べ非常に大きいんですね。今回入れたハース社製のルータSR-100で100分台の精度をだした製品でも1〜2時間すると、素材の性質によっては、ミクロン単位で見ると寸法が大きく変わります。私たちは“交差が動く”といいますが、それを設計者がどのように考えているか、このあたりの意を十分理解して、素材の性質を鑑み加工していきます。」

今後の抱負やモットーを山口さんに語っていただきました。
「当社のモットーは高品質・短納期・低価格そしてそれを支える技術の確立・維持です。
私自身、営業の経験が長いので、対外的なことは一手に引き受け、スタッフには働きやすい環境で、十分にその能力を発揮してもらっています。
また、商社的な動きとしてブラシの販売も手がけていて、こちらも伸ばして行きたいし、金属の製品にも常に、目を向けています。」

休む時間が十分に取れないほど、忙しい毎日を過ごす山口社長ですが、高品質・短納期・低価格そしてそれを支える技術の確立・維持のために、日々邁進しているのである。

出典:大河出版『ツールエンジニア』 2010年12月号


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