導入事例

学生がモノづくりの楽しさ、面白さを再発見!

滋賀県・草津市 立命館大学 工作センター様

立命館


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立命館大学びわこ・くさつキャンパスには、理工系の学生向けにモノづくりを支援する施設、理工学部工作センター(以下、工作センター)がある。同大学の卒業生であり、現在同工作センターの指導員である杉本弘之氏は、ここで学生の技術指導や、研究室の依頼で機器、試作の製作、修理等を行っている

工作センターの一日は、学生向けの機械工作実習から始まり、午後は工作機械等の設備を利用できるオープン利用時間となる。利用者は研究活動に必要な部品、試料の製作や課外活動(ロボットコンテスト、鳥人間コンテスト等)の製作を行っており、年間約1800人以上が利用している。毎年、同施設の利用者が増えていく中で、2010年10月に新しいマシンニングセンタが導入された。

今回、導入されたのはHaas社製、高速マシニングセンタVF-2SSである。

導入した理由について杉本氏は次のように語る。

「工作センターでは学生・大学院生・教員・研究者のさまざまな要求に応えるために、汎用性があり段取り替えが楽にできる機械が必要なんです。また、ふだん5軸加工は必要ないのですが、多種多様な研究活動の支援のため5軸加工の必要性を以前から感じていました。その点で、立型マシニングセンタに2軸のトラニオンテーブルを取り付け、取り外しのできるHaasが便利なのです。

その他、前方、左右が大きな窓になっているというのが学校側としては、けっこう嬉しいんです。最新のマシンだと窓が前方だけというのがあり、それだと実習で複数の学生さんが加工の様子を見ることができないんです。でもHaasの場合、前方、左右と大きな窓があるので加工している様子がよく分かります。

Haasの制御装置は、授業で学習する基本的なプログラムコードが問題なく動きます。これもモノづくりの導入教育では大切なことで、これからいろいろな機械を使用する学生が基礎を学ぶ上でHaasのマシニングセンタはよかったんです。

今まで使っていた古いマシニングセンタと比べ、最高回転数や稼動範囲の違いから、より幅広い加工に対応できるようになりました。しかし、機械の基本的な仕様は同じで、プログラムやツールホルダーが、これまで使っていたのと同じものが使えます。これは、いま使っているマシンがもう1台増えたという感覚です。導入後も戸惑うことなく、すぐに稼動させることができました」

杉本氏は、工作センターが学生にとって、モノづくりの楽しさを体感する機会の一つになればと考えている。

「現在、工作センターの利用は理工学部の学生が多いですが、だれもが気軽に加工相談や設計相談に立ち寄れる場所になってほしいと思っています。社会人になれば、機械だとか電機だとか業界を問わず、モノづくりはどこに行っても関係していきますので、基本的なモノづくりの仕組みや、モノづくりの楽しさを知るうえで、工作センターが少しでも貢献できればいいなと感じております」

理工学部工作センターは、モノづくりの楽しさや面白さについて体感してもらうきっかけの一つとして、これからも多くの学生に利用され、同大学からエンジニアの新しい芽が生まれていくのである。


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